有限会社と株式会社の違い会社ってそもそも何? †会社は 法律で「一人の人間」のような権利と義務があると決められている存在 です。つまり、「法律のもとでの人」、だから「法人」なのです。 会社にはいくつか種類があるけど? †会社は
の4つがあります。このうち、一般的なのは有限会社と株式会社です。 合資会社、合名会社:社員に厳しい無限責任 †合名会社、合資会社の2つは、「無限責任」があります。 たとえば会社がレストランを経営していて、食中毒を出してしまったとします。 その被害がとても大きい場合、その賠償のために、会社は全ての財産を支払うことになります。 さらに、会社の財産で足りない場合には、社員個人にも責任が及び、社員の個人財産まで払わなければなりません。 このように、合資会社、合名会社では、会社の出した損害を、社員個人が保証しないといけないため、 会社はあまり大きな仕事に取り組めません。 ごく特別な事情がある場合(どうしても設立時の出資金が足りないなど)にしか、合名会社、合資会社を選ぶことはないでしょう。 有限会社、株式会社:社員に責任が届かない有限責任 †さきほどの、レストランでの食中毒、という例で考えます。 有限責任である「有限会社」「株式会社」の場合には、会社の財産を全部売り払って損害を賠償したあとは、 社員の個人財産まで支払う必要はありません。 このように、会社の責任は会社の財産の範囲に限られています(これを有限責任と呼びます)。 このように、有限会社、株式会社では、会社の財産・責任と社員個人の財産・責任とが切り離されているので、会社は大きな事業に安心して取り組むことができるのです。 有限会社と株式会社は何が違うの? †一言で言えば
に向いていると言えます。 特に、1人だけで会社を作るには、有限会社でなければいけません。 株式会社だと、取締役3人+監査役1人の最低4人が必要です。
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